ストレスを解放し「うつ」から脱却する「笑い」の効きめ

2014-08-08

「笑い」の効き目は絶大です。
それが「作り笑い」であれ「ウソ笑い」であれ「笑うフリ」であれ効果は変わりません。
ストレスを解放し「うつ」から脱却する「笑い」の極意について書いてみました。

「うつ」になると笑いが消える? で、その逆は?

「うつ」の典型的な症状の1つに、表情から笑いが消えてしまうということがあります。
「うつ」の人が「うつ」状態から抜け出すと笑いが戻ってきます。

その逆はどうでしょうか?
日常から笑いがなくなると「うつ」になりがちになります。
そして、よく笑うと、 「うつ」状態から抜け出せるのです。

ストレスと笑いとの関係

「うつ」状態の引き金となりがちな強いストレスと笑いとの関係はどうでしょうか?
強いストレスがかかると笑いが消えてしまいます。
ストレスから解放されると、笑いが戻ってきます。

その逆に、笑いが消えてしまうと、ストレスを抱え込みがちになります。
つまり、笑うと、抱え込んだストレスを解放しやすくなります。

メンタル・エクササイズとしての作り笑い

お箸を横にして歯で挟むだけでも、身体は、おかしいから笑った時の本物の笑いと同じような脳内反応を引き起こすのです。
この反応を利用して、笑う事を、メンタル・エクササイズとしてやってみましょう。

つまり、ストレスの解放し、うつ状態から脱却させる脳内の反応を引き起こすには、おかしいから笑う必要はないのです。
むしろ、おかしくなくても、「エクササイズとして笑う」ということやってみましょう。

●お箸を水平にして歯で挟むように、口角をしっかり上げる。
●口を開け、前歯を見せ、 「は、は、は、は」と、声に出し、息を出して笑う。
●その際、「は、は、は、は」の声に合わせて、お腹の横隔膜が振動するのを体感しましょう。

トレーニングではなく、日常の生活の中で何かおかしい時に大笑いするときは、こんな当たり前のことは、意識しないはずです。
しかしここでは意識的にやってみましょう。

サイレント・ラフター:声を出さずに大笑いする

ひとりで無理矢理大笑いしている姿を見られたり聞かれたりすると、不審に思う人がいるかもしれません。
そのために、オススメなのが、サイレント・ラフターです。

やり方は、上とほとんど同じですが、1つだけ違う点は、声を出さないで笑うという点です。
声を出さないので、 「は、は、は、は」ではなく「 く、く、く、く」と、笑いをこらえる感じになるかもしれません。

これは外出先や仕事中など、 1人で大声で笑える場所がない時、トイレの中などに入って、誰にも知られずに、 「大笑い」が出来ます。
クレームを抱えるお客さんと会う直前や、緊張するプレゼンの前などに試してみましょう。

ラフター・ヨガ

どうしてもひとりで理由もなく笑うというのはムリ、という人は、近所の「ラフター・ヨガ(笑いヨガ) 」のサークルや催しに参加するのはどうでしょうか?

ラフター・ヨガというのは、理由もなく笑うエクササイズとヨガの呼吸法を組み合わせたプログラムです。
Dr_kataria10数年前に、インドの医者ドクター・カタリアがボンベイで始めた運動で、今では世界中の数千のサークルで毎週実施されています。(ドクター・カタリアと⇒)

数人から数十人の集まりで、みんなで同じ笑いのエクササイズを数10分~1時間程度行うので、ひとりで理由もなく笑うという馬鹿馬鹿しさ(?)を免れることができます。

いろいろな場面で使われる笑いの機能

「こんな笑い方は、本当の笑いではない、馬鹿馬鹿しくてやってられない」と感じるかもしれません。
しかしこれは、 一種の心理療法であり、メンタル・エクササイズだと理解して試してみましょう。

実は人間は、社会生活の中で、いつもおかしいから笑っているわけではありません。
他人の持っているものや考えの価値を見下すために「笑い飛ばし」たり、自分のミスから他人の目をそらすために「笑ってごまかし」たり、相手の共感を呼ぶために相手の言ってることをそのままオウム返しししながら大笑いしたり、などなど、色々な「おかしいから」ではない笑い方をしているものです。

「おかしいから笑う」のではなく「笑うからおかしく感じる」あるいは「笑うことによっておかしく感じるようにする」という機能も笑いにはあるのです。

それぞれの笑い方には、社会心理学や脳科学で説明できるそれぞれの意味があります。
この記事で紹介している「おかしくなくても笑う」トレーニングは、自然に発生する笑いではなく、むしろ人工的に無理矢理発生させる笑いですが、たくさんの笑いの一つだと考えて、意識的に試してください。

笑いがナチュラルキラー(NK)細胞を増やす。

がん治療においては、笑うことで、ナチュラルキラー(NK)細胞を増やし、これががん細胞を退治するといった心理療法が行われています。
またリウマチの痛みを軽減させる療法として、リウマチ患者に落語などを聞かせるいという「お笑い」療法が知られています。

笑えば分泌される幸福ホルモン:セロトニン

笑うことが引き起こすポジティブな効果は、身体の痛みや悪性腫瘍だけに限りません。
笑う事は、脳細胞にも効果が及び、その結果、気分や情緒、感情にポジティブな効果を発揮します。

また、幸福ホルモンとも呼ばれる神経伝達物質セロトニンを分泌すると言われています。
セロトニンは、うつ病になると、脳内で不足してしまう物質です。
SSRIと呼ばれる抗うつ剤は、セロトニンの分泌に採用しますが、笑うことが、同様に、脳内の神経伝達物質に作用して、抗うつ剤と同様の効果をもたらすわけです。

笑うことによって、 「うつ」の症状を和らげ、ストレスへの耐性(レジリエデンス)を強化することができるのです。

さあ、作り笑いであれ、笑っているフリであれ、機会を見つけて、笑いのエクササイズをしましょう!

この記事のまとめ:

●笑ってストレスを解放し「うつ」から脱却する
●メンタル・エクササイズとして笑う:おかしくなくてもひとりで笑う
●サイレント・ラフター:声を出さずにひとりで笑う
●「おかしいから笑う」のではなく「笑うからおかしく感じる」
●笑いは、ナチュラルキラー(NK)細胞増やし、 ガンやリウマチの治療にも使われる
●笑えば、幸福ホルモン:セロトニン分泌される。

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