眼球運動でイヤな気分にサヨナラ!

2014-09-10

eye lookingup相手の視線の動きをよく見れば、相手の心の動きが読み取れますか?
あるいはあなたの心の動きは、あなたの目の動きに映し出されるものなのでしょうか?
逆に、目の動きを意識的に動かせば、あなたの心の動きが変わるものなのでしょうか?

今回の記事では、眼を動かすことによって健全な心を取り戻す「眼球運動」について紹介しましょう。

心が動けば視線が動く

例えば、この質問を考えてみてください。
「あなたが10年後に新しい家を建てると想像して下さい。その家の壁の色は何色でしょうか?」

さて、未来の家の壁の色を想像した時、あなたの視線はどちらを向くでしょうか?
かなりの人は、視線を上に向けるのではないでしょうか?
試しにこの質問を、誰か他の人にしてみてください。
あなたと同じような方向に向けるのではないでしょうか?

人が視線をある方向に動かすときには、その心の中で特定の心理過程が起こっている、と言われています。

視線の動きで心の動きを読み取る

Eye-move200NLP(神経言語プログラミング)という心理技法には、視線の動きを見て、相手の心理状態を推測するという方法があります。
以下の例は、視線の方向と、その時の心理過程のパターンです。
(全ての人の全てのケースに当てはまるとは限りません。人によっては違うパターンを示すこともあります)

  • 視線が左上を向く:過去のイメージを視覚的に思い出すとき
  • 視線が右上を向く:将来ありそうなこと、あって欲しいことを視覚的に想像するとき
  • 視線が左水平を向く:過去の音や声を思い出すとき
  • 視線が右水平を向く:未来にあることが起こった時に聞くであろう音を想像するときや人の声を創造するとき
  • 視線が左下を向く:心の中で何度も同じ言葉を繰り返すとき、心の中の独りごとを言うとき
  • 視線が右下を向く:感情的に感じることや身体・運動で感じる感覚

もっとも、人によってはこれと違うパターンを示す人もいるので、現実に視線の動きで心理を予測するには、事前に幾つかの質問をして、そのパターンを把握しておく必要があり、実際に使えるテクニックとして身に付けるには相当な訓練が必要です。

しかし、ここで注目したいのは、人間は、自分の内側の心のプロセスに注意を向けているときには、無意識のうちに視線を動かすということです。
無意識の眼球の動きと、心の中のプロセスは、非常に密接につながっているのです。

この密接な関係を、逆に利用する心理技法が、眼球運動です。

眼球運動(EMDR)で心の状態が変わる

相手の無意識的な視線の動きを見て、相手の心の動きを読み取ろうというのが、神経言語プログラミング(NLP)の手法でしたが、眼球運動では、自分で意識的に視線を動かして、自分の心の動きに働きかけようとするのです。
EMDRというアメリカで開発された眼球運動による心理療法は、特に心理的トラウマの治療に用いられています。
また、パニック障害、恐怖症、解離性障害の改善にも効果が報告されています。

ここでは、本格的なEMDRではなく、眼球運動のエッセンスをまとめたものを紹介します。
それでは早速始めてみましょう。

ガミュートタッピング

まずは、眼球を動かす前に、眼球運動をしながらタッピングをするガミュートポイントと呼ばれる手の甲のツボを探します。
手の甲の小指の骨と中指の骨の間で溝になっている部分の中間地点あたりがガミュートポイントです。

右利きの人は左手の甲のガミュートポイントを、左利きの人は右手の甲のガミュートポイントをタッピングします。
利き手の人差し指と中指の2本の指先を使ってタッピングしましょう。
右利きの人は、左手の平を胸に当て、左利きの人は、逆に右手の平を胸に当てておくと、タッピングがやりやすくなります。
また、タッピングしたした振動が、手の甲から手の平に伝わり、胸の肋骨に伝わるので、リラックスしやすくなります。

これから始める眼球運動では、ガミュートポイントをタッピングしながら、眼球をぐるぐる回すのです。

眼球をぐるりと回す

1) いったん目を閉じててん深呼吸を2-3回して、肩の力を抜きます。
2) ガミュートポイントのタッピングを始めます。
….  以下の眼球を動かすエクササイズは、ガミュートのタッピングを続けながら行います。
3)  目を開き、顔を正面を向いたまま、眼球だけ動かして視線を右下に向けます。
4)  次に、顔を正面を向いたまま、眼球を動かして視線を左下に向けます。
5)  次に、眼球をぐるりと時計回りに動かして、視線を左水平方向→左上→右上→右水平方向と移動させていきます。
6) 1周まわったら、眼球を、反対方向に=逆時計回りにぐるりと回します。
7) 5秒間ほど、簡単な歌の一節をハミングします。
…. 簡単に口ずさめる明るい単純な歌が良いでしょう。
…. 歌詞を考えないようにしましょう。「ん~ん~ん~ん~」で十分です。
8) 最後に、声を出して「 1 …..2…..3…..4…..5…..」と数えます。

1)~8)の、一連の動作の間中、手の甲のガミュートポイントをタッピングし続けましょう。

1)~8)の一連の動作を終えた後、自分の気分や感情がどんなふうに変わったか変わらなかったかを確認してみましょう。
自分の気分や感情の変化を確かめるために、もう2~3度、同じ動作を繰り返しても構いません。
それ以上何度も繰り返すは必要ありません。

眼の痛みを感じたら

仕事でパソコンの画面を毎日長く見続けるなどして目が疲れていると、眼球をぐるりと回して動かしながら、ある特定の場所で、目の奥がズキっと痛むことがあります。
痛みのおこる方向に眼球を無理矢理向けて痛みを確認しないでください。
その場所で痛みが起こるなぁということを確認したら、そのままさっと通り過ぎましょう。
あとで、眼球回りの骨の縁や、こめかみなどをセルフタッピングしてリラックスさせましょう。

EFTに続けて一連のエクササイズにする

この、ガミュートタッピングと眼球運動の組み合わせは、定型的な動作ということでEFT(感情解放テクニック)と似ています。
EFTで行う頭部~顔~上半身~指のタッピング~空手チョップに続けて、その直後に、この眼球運動を組み合わせて一連のエクササイズとして習慣にしてみることをおすすめします。

EFTと眼球運動(EMDR)は、体の特定のツボや目に働きかけて、心の健全性を蘇らせるエクササイズです。
また同時に、フレーズを唱えながら行うことによって、不健全になりがちな認知の仕方(ものごとの見かた)を健全なものにするという認知療法的な効果も期待できます。
トラウマや恐怖症の症状に、 一度で劇的に効いたという実例が報告されていますが、一般的には、これもまた毎日の習慣として回数を重ねて、効果を蓄積していく必要があります。

以上のように、ガミュートポイントをタッピングしながらの眼球運動は、非常に短く簡単なエクササイズです。
これもお風呂の中やシャワーを浴びながらの短いけれどリラックスした時間でやるのに最適です。
毎日行う日常の習慣と組み合わせて行うと、EFTや眼球運動も簡単に毎日の習慣にすることができるでしょう。

まとめ:眼球運動でイヤな気分にサヨナラ!

  • 心が動けば視線が動く
  • 眼球を動かせば心理状態が変わる
  • ガミュートタッピングしながら眼を動かす
  • 眼球をぐるりと回す
  • EFT+眼球運動を続けて一連のエクササイズにする

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