姿勢を変えれば気分が変わる!

2014-09-11

posture4uがっかりしたり気分が落ち込んだりすると、無意識のうちにうなだれたり、うつむいたりしていませんか?
また、嬉しくなって気分が高まると、知らず知らずのうちに、顔を上げたり、視線を上げたり、のけぞったりしていませんか?

私たちの身体には、「感情や気分」が「姿勢や表情」に表れるという回路が備わっていますが、その逆に「姿勢や表情」を意識的に変えると「感情や気分」はどう変わるでしょうか?

「感情や気分」が「姿勢や表情」に出る

ガッカリしたり気分が落ち込むと、うなだれたり、うつむいたり、肩をすぼめたりします。
また、嬉しくなって気分が高まると、顔を上げ、視線が上がり、肩が広がり、笑い出したり、たまにはのけぞったりします。

人間には、ポジティブなものであれネガティブなものであれ、その時々の内的な「感情や気分」を、「姿勢や表情」として自分の外に出して、それを周りに伝えるという回路が備わっているのです。
人間はこれを、本能的にほとんど無意識のうちに行っています。
そして周りの人はそれを、同じようにほとんど無意識のうちに本能的に読みとることができています。

逆の回路を利用しよう

「姿勢や表情」は、「感情や気分」が表出してくる回路ですが、実はこの回路は、逆方向にも働く回路でもあります。

これは、ちょうど電流とモーターの関係にも似ています。

  • 通常は、電流を流せばモーターが回ります。
  • 逆に、モーターを回せば電流が発生します。モーターは発電機になるわけです。

最初に挙げた例で逆の回路を使うと、

  • うなだれたり、うつむいたり、肩をすぼめたりすると、気分が落ち込む。
  • 顔を上げ、視線を上げ、肩を広げ、笑ったりのけぞったりすれば、嬉しくなって気分が高まる。

というわけです。

もちろんこれをあまり不自然にやるわけにはいきません。
先程のモーターが発電機になるとはいっても、モーターをスムーズに回すことができればの話です。
しばらく回していないモーターだと、少し重いかもしれません。

しかし、「動作や表情」を変えることによって「気分や感情」の変化をうながすことができる、ということにまずは気づくことが大切です。
そのためには、多少意識的にやってみて、その結果どんな感じがするかを確かめてみると良いでしょう。

それではいくつか「動作・姿勢・表情」を意識的に変えることで「気分や感情」に働きかける例を挙げましょう。

まずは上半身の姿勢から…。

背筋を伸ばす

最初に書いたように落胆すると肩をすぼめ、前かがみの姿勢になってしまいます。
この姿勢は、背骨が曲がり上半身が前に傾き胸が狭まり、肩が上半身の前に落ちている状態を表現しています。
逆に、肩をすぼめ、前かがみの姿勢を続けているから、気分は落ち込んだままにとどまっているのかもしれません。

背筋を伸ばし、上半身を垂直に起こしましょう。
肩の力を抜いて、胸を開きましょう。

顔を上げる

パソコン作業の影響からか、うつむく姿勢を取り続ける人が増えています。
頸椎(けいつい=首の骨)がいつも前傾して曲がっています。
また視線がいつも下を向いています。
うつむく姿勢は、「うつうつ」とする心の姿勢に結びついています。

アゴは引いたまま、顔を挙げ、視線を挙げてみましょう。
頸椎が背骨と一直線になるように垂直に立ててみましょう。
ときどき空を見上げて、空の色や雲の色や木々の緑を楽しみましょう。

背筋を伸ばし顔を上げ視線を上げるといった、上半身の姿勢を変えるだけで、気分が少し変わるということが感じられるでしょうか?

まっすぐ立つ

人類が他の動物と決定的に違うのは、 2本の足で立つことです。
このことによって、前足が2本の手になり、大脳の進化をうながし、高度に知的な活動ができるようになり、またそれを支える洗練された感情を持つようになったのです。

しゃがみ込む姿勢は、疲れ切ってしまったり、力を失ってしまった時の姿勢です。
逆に、まっすぐに立つ姿勢は、自信を増し、困難にへこたれない心の姿勢を保ちます。
自己評価や自己肯定感を高くし、他の人に対する印象を強くします。

バンザイする

バンザイするといっても降伏するという意味ではありません。
両手両腕を垂直に上に伸ばすだけです。
腕を組む、肩をすぼめるといった無意識の防御的姿勢とは全く逆の動作になります。

防御でなく攻めの姿勢を示しています。この動作によって心も「攻め」の姿勢に変わります。
両手を上げる動作は、自信を表しています。また、エネルギーがあふれていることを周りに誇示しています。

こぶしを握る

こぶしを握ると、自己肯定感や自己コントロール感が高まります。
筋肉に力を込めると、意思の力(やる気や耐える力)が増すものです。

笑って気分を変える

意識的に微笑むだけで幸福ホルモンが分泌され幸福感が高まります。
ニヤリとするだけでも、おかしいことがよりおかしく感じられます。
またより高い目線でものごとをより大きく捉えるようになります。
おかしくなくても、大きく笑えばその効果は絶大です。
「ラフターヨガ」などに参加して周りからの感染で笑うのも良いでしょう。

フリをすれば現実になる

そのフリをしてあたかもそうであるかのように振る舞えば、それはその通り現実になる、ということがよく言われます。
実際はそうでなくても、あたかも心の底からポジティブであるかのように、意識して姿勢や動作や表情をポジティブな姿に変えることによって、心の中の気分や感情を変える事が可能なのです。

そんな元気はないよ!というとき

もっとも、そんなアドバイスがかえってつらい場合もあります。
いくらそのフリをすれば現実になると分かっていても、そのフリをするエネルギーが枯れ果てている場合もあるでしょう。
確かに、上のいくつかのアドバイスは、そのフリをするエネルギーがあるのが前提でした。
でもその姿勢や動作や表情を意識的に試してみることができないくらい、元気がないこともあります。

エネルギーが湧いてこないのであれば、休むしかありません。エネルギーが湧いてくるまで待ちましょう。
仮に少しだけエネルギーが出てきて、少しだけ姿勢や動作や表情を意識的に変えてみようと思えるようになったら、ちょっと背伸びをする程度に、ゆっくりと始めてみましょう。
徐々に背伸びの丈を伸ばしていけば良いのです。
無理は禁物です。

「うつ」状態のときは…

重い「うつ」状態になると、無意識のうちに次のような姿勢をとるようになります。

  • いつも横になっている。
  • 立ち上がったり座っていたりする元気も出てこない。
  • 丸くなって寝ている。背筋が曲がっている。
  • 腕を縮めて胸の回りを覆っている。
  • 首を縮め、肩をすぼめている。

これは、子宮の中で胎児でいたときの姿勢と同じです。
最も安心で安全な場所にいたときの記憶をよみがえらせようとしているかのようです。
外からの刺激がいっさい無い世界に戻って、心と魂を休ませ究極の安息を取ろうとする本能です。
逆に、これらの姿勢が少しでも自然に解けてくると、それは「うつ」の程度が少しだけ軽くなっている証拠です。

これらの姿勢を無理やり解こうとすると逆効果になります。
その方向へ少しずつ自然に解いていけばよいのです。
気長にあせらずに進めましょう。

まとめ:姿勢を変えれば気分が変わる!

  • 「感情や気分」が「姿勢や表情」に出る
  • 「姿勢や表情」を変えれば「感情や気分」が変わる
  • 背筋を伸ばす
  • 顔を上げる
  • まっすぐ立つ
  • バンザイする
  • こぶしを握る
  • 笑うと幸福ホルモンが分泌される
  • フリをすれば現実になる
  • そんな元気はないよ!というとき
  • 「うつ」状態のときは…

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