スマホをオフに!テクノ・ストレスからの解放

2014-08-10

smartphone eatingテクノ・ストレスという言葉は、 10年以上前は、 IT産業で働く人たちに発生する特殊なストレスでした。
それが、最近では、どんな職場にもコンピューターが入ってきて、どんな職業の人でも、さらされる一般的なストレスとなってきました。
さらにここ数年では、仕事を離れたプライベートな生活の中でも、 スマホの普及、ソーシャルネットサービスでの人間関係の広がり、クラウドサービスとのつながりなどによって、どんな人でも、24時間、テクノ・ストレスにさらされる時代になってきました。

ITテクノロジーのおかげで、私たちは誰もが、 30年前に比べて、圧倒的に多くの情報を得て、圧倒的に便利になって、圧倒的に多くの仕事をこなしているはずなのですが、 その分、多くの果実を手にしているのでしょうか?
逆に、進化を続けるITテクノロジーのおかげで、私たちの仕事や生活は、ますます忙しく、ストレスフルになっているのが現実です。

人間の脳はマルチタスクを扱えない

ITテクノロジーやネット上のサービスは、一度にいくつもの仕事を同時に並行して進めこと(マルチタスク)を要求します。
例えば、 パソコンで、Excelで表の中に数字を入れる作業をしている最中に、メールやFacebookのお知らせが入ってきます。
パソコンは表計算作業とメール受信を同時に並行してできますが、人間にはそれはできません。
人間の脳は、マルチタスクではなく、一度に1つのことしかできない、シングルタスクしか扱えないのです。

意識のスイッチを切り替える

人間の脳は、表計算作業をしていても、メール受信のお知らせを受けたら、表計算を中断して、メールのほうに意識をスイッチします。
一度に1つのことしかできないしかできないので、スイッチを素早く切り替えることで、たくさんの種類の仕事をこなそうとします。
これが、IT環境では、予期せぬタイミングで、しかも頻繁に要求されます。

マルチタスクで溜まるストレス

この時に、人間は大きな精神的なエネルギーを消耗していて、心の中に知らず知らずのうちにストレスが蓄積されていくのです。
意識を、メールのほうに集中しながらも、頭の片隅では、表計算をどこまでやったかを覚えておかなければなりません。
無意識のうちに表計算に戻れるような態勢をどこかで保っておくわけです。
これが、メールに集中しているつもりの意識の片隅で、心理的ななノイズとして、メール作業を邪魔するのです。
集中しようとしているのに、ノイズで邪魔されながら、無理やり進める作業は、とても大きな精神的エネルギーを使い、ストレスを溜め込んでいく原因になります。

厳密さがエネルギーを消耗する

コンピュータや、スマホなどの、IT機器のもう一つの問題は、曖昧さを受け入れてくれない、そのために、意識を集中させることを要求するという点です。
例えば、パソコン上でよく要求されるパスワードの入力を考えてみてください。
1字でも打ち間違えれば、一歩も先に進めなくなります。
こんな厳密さは、日常生活の中では、そうそうありません。
  
人に何か頼み事をする時、話し言葉の中では、相当いい加減な言葉を使っても、文法がめちゃくちゃでも、知り合い同士ならほとんど通じます。
ITテクノロジーが要求する厳密さに応えるためには、フルに意識を集中させる必要があり.これがまた、精神的なエネルギーを消耗し、ストレスを蓄積させていきます。

集中から抜け出せない「テクノ依存症」に

人間は、深い集中が必要なときには、集中したまま、すぐに他のものに意識のスイッチを切り替えることがなかなかできない動物です。
集中し続けている状態に快感を覚えるようにできているからです。
 
コンピュータや、スマホなどの、 ITデバイスやITサービスのさらに別の問題は、意識を集中させた状態をさらに深く集中させることです。
これが、いわゆる「テクノ依存症」を誘発するのです。

コンピュータやネットへの過剰適応・中毒

テクノ依存症は、正式の病名ではありません。
コンピューターやネットへの過剰適応あるいは中毒とも言われています。

●コンピューターゲームやネットを通したソーシャルゲームへの依存
●ソーシャルネットワーク(FacebookやTwitterやLINE)などへの過度の依存
●ネットサーフィンやネットショッピング、オークション等への依存

等々で、日常生活での支障をきたすほど、これらのサービスに漬かり込んで抜け出すことが困難になってしまうものです。
 
このような依存状態になると、数時間もパソコンやスマホの前から離れられないという依存状態をつくります。
そして依存すればするほど、人間の脳細胞は、休み無しに長時間同じことに集中し続け、確実にエネルギーを消耗し、神経が疲れ切ってしまいます。

電子機器が引き起こす睡眠障害

またさらに、コンピュータやスマホなどの電子機器そのものが、スクリーンから、強烈な光刺激を脳細胞に送り込みます。
こういった要素によって、人間の自然な睡眠のパターンを乱し、夜遅くまで眠らなかったり、ベッドに入ってもなかなか寝付けなかったりするといった症状を引き起こすのです。
これがまた、心を疲れさせていきます。

テクノ依存で失われるリアルなサポート

「うつ」状態からの脱出や蓄積したストレスの解消には、他の人からの支え(ソーシャル・サポート)が最も効果的だと言われています。
しかし、パソコンやスマホを通して、ITテクノロジーやネット上のサービスに浸りこんでしまうと、人間としての、他の人とのリアルな人間関係からはどんどん疎遠になって行き、そういったリアルなサポートを受けるチャンスを無くしてしまいます。

日常生活の中にテクノストレスを持ち込まない3つの絶対原則

1)普段の暮らしの中で、四六時中、スマホを見ない。
● コンピューターやスマホを開く時間をあらかじめスケジュールしておきましょう。
● メールやFacebookやTwitterやLINEなどは、決めておいた時間内で切り上げることを、習慣にしましょう。

2)寝室にデジタル機器を持ち込まない。
● 眠りにつく2-3時間前から、スマホやコンピュータは開かないようにしましょう。
● 寝室にはデジタル機器を持ち込まないルールを決めて守りましょう。

3)食卓にスマホを持ち込まない。
● 食べるときは食べることに集中しましょう。
● 一緒に食べる人と、会話を楽しむことに集中しましょう。

パソコンで仕事に集中するときは…

1)仕事でコンピューターでの作業に集中するときは、 1時間に1度、5分間の休憩を入れましょう。
● 人間の脳は、普通は、1時間くらいしか集中できません。
● コンピュータのない場所で、全く違うことして、デジタル機器への集中を、しばらく断ち切りましょう。

2) 仕事に集中するときは、一度に一つの機器やアプリしか使わないようにしましょう。
● やっている仕事に関係のないスマホや他のアプリのお知らせ機能を切っておきましょう。
(タスクを頻繁に切り替えられない自分の脳をいたわりましょう。)

3)使わないアプリやフォルダーをメモリーから掃除しておきましょう。
● 頭の中のノイズをできるだけ消去して仕事に集中できるようにしておきましょう。

あえてアナロぐ習慣を作る

1)何から何までパソコンやスマホに入力するのでなく、あえて手書きする習慣を残しましょう。
● 例えば、日記を書く、ハガキを書く、紙の予定表を使う、手書きのマインドマップでアイディア出しする、書類の脇に落書きする、などなど。

2)手書きだけでなく、声に出す習慣も残しましょう。
● 例えば、声に出して本を読んでみる、風呂で鼻歌を歌ってみる、意識的に声を出して笑ってみる、などなど。

3)コミュニケーションも、たまには、よりアナロぐ方法を使ってみましょう。
● 例えば、SNSでなくメールてやりとりする、メールでなく電話で話し合う、電話でなく直接会って会話する、話の合間に時々相手の肩や腕に触れてみる、などなど。

まとめ

今回の記事では後半で、テクノストレスを溜め込まないための、いろいろな方法を紹介しました。
自分のライフスタイルに合うものを、ぜひとも習慣にしてみてましょう。

一人でできるうつ度無料診断はこちら

簡単!うつ度無料診断テスト(ショートメールアドバイス付き)
Copyright(c) 2014 Life Flyer All Rights Reserved.