セルフタッピング:自分で自分をケアする

2014-09-05

HandTouching180先の記事「タッピングタッチ:ペアで交互に」では、2人でペアになり、一方がタッピングしてあげる側、他方がタッピングしてもらう側となって、タッピングタッチの基本的な流れを試してみました。
しかし、タッピングする人とされる人のペアがいつも必要というわけではありません。
一人暮らしの人など、日常生活の中ではそういう相手がなかなか見つからないという人もいるでしょう。
そこで今回の記事では、1人でもできるセルタッピングという方法を紹介しましょう。

タッピングタッチの基本動作

ひとりで行なうセルフタッピングの基本動作は、先の記事で紹介したペアで交互にするタッピングタッチと同じです。
人差し指から小指の4本の指先でゆっくりと左右交互に軽く肌に触れるように叩きます。

交互タッピングタッチとは場所が違う

相手がいるタッピングタッチと全く違ってくるのが、タッピングする身体の場所です。
他人に触れられるという緊張感がないので、身体の正面を中心にタッピングします。
身体の正面の方が、自分1人でタッピングするのにやりやすいという面もあります。
それに、実は身体の正面の方が、身体の背面に比べると、はるかに感覚が鋭く、敏感でもあります。
特に顔など触覚神経が鋭敏に発達した部分を積極的にタッピングしていきます。

ひとりで自由にタッピング

また、順番も特にきっちりと決める必要はありません。
自分が快いと思う場所から、好きな順番でタッピングしてみましょう。
また、快いと思う部分を、少し長めに時間をとってタッピングして構いません。
相手がいないので、自分の好みで自由に進めて構いません。

といっても、一般的に緊張が現れやすく、タッピングを快く感じやすい身体の部位があります。セルフタッピングの場所と順番として、その典型的な例をこれから紹介しましょう。

1) セルフタッピングの準備

まず、セルフタッピングを始める前に、肩を回したり、腕をぶらぶら動かしたりして、身体の緊張をほぐします。
左右交互にゆっくりと4本の指で軽く触れるように叩きます。
タッピングしながら、その部位がどう感じるか、快く感じる場所はどこかということに意識を集中しましょう。

2) アゴの先からアゴの関節にかけて

急な強いストレスや痛み、悲しみ、苦しみに耐えたり、怒りを覚える時、身体のいろいろな部位が緊張しますが、アゴはその中でも、最も激しく緊張が出てきやすい場所です。
就寝中に歯ぎしりをする人も、アゴの筋肉が疲れている場合が多いものです。
アゴの筋肉をだらりと緩めて、ほぐすようなつもりでゆっくりタッピングしましょう。

3) 頬からこめかみ~耳にかけて

日常生活に笑いがないと頬(口角)の筋肉がたるんできます。
軽い刺激を与えてどう感じるか、その反応をキャッチしましょう。
また、こめかみ~耳の穴の周りは、疲れているとタッピングが快く感じられます。
耳たぶにも、ツボがたくさんあります。
左右交互にゆっくりタッピングして快いポイントを探してみましょう。

4) 目の周りから額へ

目とその周辺の筋肉、神経は、パソコンやスマホやテレビなどの視覚刺激で疲れ気味です。
目の周りの骨の縁をぐるりと1周、左右交互にゆっくりとタッピングしてみましょう。
目の上の、骨が盛り上がっている部分(眉の上端)も中央から脇へとゆっくりタッピングしていきましょう。

5) 額から頭へ

額から頭頂部へ、それから側頭部、さらに後頭部へと、タッピングする場所をゆっくりと移動しましょう。
特に頭頂部には、百会と呼ばれる重要なツボがあります。しっかりタッピングしてみましょう。
頭蓋骨の中で感じられる感覚もキャッチしてみましょう。

6) 後頭部から首~肩にかけて

このあたりも、座ってパソコンに向かう仕事を続けたりすると、疲れが溜まりやすい場所です。
疲れて凝りがある部分は、タッピングして血行が良くなると快く感じるはずです。
探し当てて、ゆっくり丁寧にタッピングしましょう。

7) 鎖骨~胸の上半分(肋骨)

鎖骨は、胸の中心部分から左右にそれぞれ10センチほどの部分をトッピングしてみましょう。
快く感じるポイントが見つかるはずです。
さらにその部分から下に10センチほどゆっくりとタッピングして下ってみましょう。
肋骨の下の部分や脇の下、脇腹にもいくつかポイントが見るかるでしょう。

8) 腹~腰~下半身

上半身のタッピングが終わったら、お腹から腰にかけて下りていきましょう。
さらに背中の下の方から腰の後ろ、お尻のあたりまで、手を伸ばしても良いでしょう。
下半身から両脚や足については、快さに応じてタッピングするスポットを探ります。

9) お腹と胸に手のひらを当てる

全身をくまなくタッピングできたら、最後は片手を丹田(ヘソの下のあたり)に戻し、手のひらを当てて、その温かさを感じます。
お腹で手のひらの温かさを感じ、手のひらでお腹の温かさを感じるのです。
もう片方の手は、鎖骨の下、胸の肋骨の一番上のあたりに持ってきて、手のひらを当ててその温かさを感じます。
胸で手のひらの温かさを感じ、手のひらで胸の温かさを感じるのです。

10) 仕上げ:皮膚に快感を取り戻す

最後の仕上げとして、この一連のセルフタッピングのセッションの中で、快さを感じたスポットを思い返しましょう。
実際にタッピングすることなしに、もう一度、皮膚で感じた快さを感じ直してみるのです。
こうした快い皮膚感覚が、日常のストレスや抑うつ感のために失われがちになっていたことを振り返りましょう。
快い皮膚感覚を取り戻せば、快さを再生する回路が、脳内に徐々に蘇ってくるのです。

まとめ:セルフタッピング:自分で自分をケアする

  • 顔や身体の正面を中心にタッピング
  • 疲れを感じるところや緊張しているところをタッピング
  • 快い皮膚感覚が得られるところをタッピング
  • タッピングが終わったらお腹と胸に手のひらを
  • 日常生活で失われた皮膚感覚を取り戻す

一人でできるうつ度無料診断はこちら

簡単!うつ度無料診断テスト(ショートメールアドバイス付き)
Copyright(c) 2014 Life Flyer All Rights Reserved.