ザ・ワーク!その1:相手を裁く!「思い込み」

2014-09-16

judgepeople人間関係でいらついたり、怒りで頭にきたり、悲しい思いをしたり、絶望したり、落ち込んだりすることはありませんか?
他人に対するネガティブな思考が、結局、自分に跳ね返ってきて自分の中でネガティブな感情や気分を湧き起こしていることも多いでしょう。
今回の記事で紹介する「ザ・ワーク」は他人に対するネガティブな思い(あるいは思い込み)を手放す手法です。

他人を判定するモノサシが、逆に自分を苦しめる

人はみな自分の思い込み(ビリーフ)を持っていて、それをモノサシにして、他人を見て判定しています。
自分のモノサシをもっているがために、その許容範囲からすこしでもはずれると他人が許せないことがしばしば生じます。
他人が許せなくても、現実には、他人を変えることはなかなかできません。
自分では変えることができない現実と、自分のモノサシで決めている許容範囲の間にギャップがあると、現実にいらつき、怒り、悲しみ、失望するのです。
これが人間関係が生み出す苦悩の正体です。

ジャッジシートで他人を情け容赦なく裁く

焦点はいつも相手に向けられています。
一歩下がって、そんな相手に当てている焦点を、今度は自分に振り向けてみましょう。
最初に、相手に向けられた自分のネガティブな思いを明らかにしてみましょう。

そのための最初のワークは、次の「ジャッジシート」を埋めることです。
ジャッジとは、人のことを「判断」すること、人を「裁く」こと、「審判」することです。
厳しい言葉ですが、他人にイライラしたり、頭にきたり、悲しくなったり、ガッカリするときには、他人を自分のモノサシで測って判断(ジャッジ)しているはずです。
情け容赦なく他人を裁くつもりで「ジャッジ」してみましょう。

7つの質問

次の7つの質問に答えてください。
誰にも見られる恐れのないノートに、それぞれ下の文型の空白を埋める形で、書き出してください。
自分だけの本音で、正直に思うがままの答えを書いてください。

1) 誰が?なぜ?

あなたがイライラしたり、頭にきたり、ガッカリしたり、悲しくなったりするのは、誰のせいですか?何故ですか?その人の何があなたをそうだせるのでしょうか?

□文型:私は___さんのせいで___してしまう。なぜなら______だから。
■文例:私は上司Aさんのせいでイライラしてしまう。なぜなら分かっていることをクドクドと注意するからだ。

2) どうしてほしい?

その人に、どうあってほしいのでしょうか?どう変わってほしいのでしょうか?何をしてほしいのでしょうか?

□文型:私は_____さんには、____してほしい。
■文例:私は上司Aさんには、静かに見守る上司でいて欲しい。

3) どうあるべき?

その人にアドバイス(あるいは指示)をする人がいてくれたら、どんなアドバイスをして欲しいでしょうか?その人はどうあるべき、どう考えるべき、どう行動すべきなのでしょうか?

□文型:_____さんは、_____べきだ。_____べきではない。
■文例:上司Aさんは、部下の力を信じるべきだ。部下の自主性を育てるべきだ。部下のやることなすことにいちいち口をはさむのはよろしくない。

4) どうする必要が?

あなたが、平穏な気持ちに戻るために、その人に何をしてもらう必要がありますか?あるいは、その人があなたに何をしてくれる必要がありますか?

□文型:私は_____さんに、_____をしてもらうことが必要だ。あるいは、
□文型:_____さんは、私に_____してくれる必要がある。
■文例:私は上司Aさんから、私のやりかたを認めてもらう必要がある。
■文例:上司Aさんは、私に、それもいいね!と言ってくれる必要がある。

5) どんな人?

あなたは、その人はどんな人だと思っていますか?どう感じていますか?思いつく限り書き出してみましょう。
□文型:_____さんは、_____だ。 ___だと思う。
■文例:上司Aさんは、部下の気持ちが分からない人だ。上司としては失格だと思う。
■文例:上司Aさんは、人間として、心が広くない、寛大さがなく気持ちの小さい人だという感じがする。

6) 二度と嫌!?

その人に、また明日会うとします。そこで、二度と起こって欲しくないことは何でしょうか?何が起こると嫌だなぁ、と思いますか?

□文型:_____さんと_____はもう嫌だ!二度と____は経験したくない!
■文例:上司Aさんとミーティングするのはもう嫌だ!
■文例:上司Aさんには二度とみんなの前であれこれ指示されたくない!

7) 真実か自由か?

さあ、以上であなたがその人に対して抱いている正直で本音の思いを書きつくしました。
その人に対するネガティブな感情とその理由、その人に対するかなわない願望、その人のあるべき姿、その人がそうなる必要があること、そのひとのネガティブな人柄、その人への嫌悪感、全部書き尽くしましたか?

これらはあなたの心の中の真実です。
あなたが心の中で自分では真実だと思い込んでいるその人の姿に執着すればするほど、その人の姿はあなたに苦痛を感じさせているのではないのでしょうか?
ここで最後の質問です。これからあなたは次のどちらを選びたいと思いますか?

  • a) あなたが今まで真実だと思い込んでいるその人の姿にこだわりつづけること
  • b) それを手放し、そんな考えから自由になること

ネガティブな思考と感情から自由に!

最後にa)を選んだ人は、自分の感じてきたことを真実だと感じ続けて苦しみ続けることを選択するのですから、そうし続ければよろしい。
b)を選んだ人には、次のステップがあります。次回の記事で紹介するワークで、思い込みを手放し苦痛から自由になるための4つの簡単な質問を試してみましょう。

まとめ:ザ・ワーク!その1:ジャッジシート

  • 「ザ・ワーク」でネガティブな思い込みから自由になる
  • ネガティブな人間関係の「その人」をジャッジする
  • 7つの質問に対する答えをノートに書き出す
  • 「真実」の姿にこだわり続けることが苦痛を生み出す
  • 次のステップ:次の記事の「4つの質問」へ…(つづく)

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