うつ病の症状!どんな経過をたどって良くなる?

2015-03-13

苦しいうつ病の症状は、いつどんな経過をたどって良くなっていくのでしょうか?
アップダウンを繰り返してばかりで、ますます気が滅入るばかりでしょうか?
回復に向かっている感覚がハッキリと自覚できないのでとても不安になっていますか?
うつ病の症状も時間が経過して数週間から数ヶ月経つとかなり変わってきます。
一旦回復しても再発するリスクがとても高いと言われているのも不安の一つです。

今回の記事では、

・ うつ病の症状:気分のアップダウンの進み方
・ うつ病の進行にしたがって変化する症状
・ うつ病の症状から回復するまでの時間
・ 回復後もうつ病の症状が再発・再燃する可能性

について取り上げてみました。

項目うつ病の症状:気分のアップダウンの経過

うつ病の症状がどう進行するかを気分のアップダウンで表現したグラフにしてみました。
気分のアップダウン640
うつ病の症状にはいろいろなものがありますが、ここでダウンと言っているのは、苦しい辛いとてもイヤな気分のレベルだと考えてください。グラフでの一番底のレベルは、死にたいほど苦しくて辛い、何もせず目をつぶって横になっていてもどうもがいてもとにかく苦しくて辛いといった最悪のレベルと考えてください。

■ うつ病の初期:急進期
・ アップダウンが徐々に激しくなってき、
・ 悪化するにつれてアップダウンの幅が大きくなり、
・ しだいにダウンしたときの気分がさらに深くなっていきます。

■ うつ病まっただ中の重症期
・ 気分は深くダウンしたままで、アップダウンがあまり感じられません。

■ うつ病の後期、回復期
・ 時々気分が多少アップし始めるのが感じられるようになります。
・ しかしアップとダウンが繰り返され、敏感で不安定な時期です。

■ うつ病の最終段階、寛解期
・ 激しく落ち込む、長い時間ダウンしたまま、という状態がほとんど無くなってきます。
・ しかしまだ完治というわけにはいかず多少の緩やかなアップダウンが続きます。

このアップダウンの経過には、いくつものパターンがあります。
実際の時間的な経過は、このグラフと違って後ろの過程が間延びしてしまいやすい。
急進期は1~3ヶ月とばらつきがありますが、その後の重症期は数ヶ月から1年にも及ぶ場合もあり、さらにその後の回復には数ヶ月で済む人もいれば数年から十数年かかる人もいます。

時間的な長さだけでなく深さのレベルでも、人によってそのパターンはかなり異なります。さらに、同じ人でも、何年かおきに繰り返しうつ病を発症する場合、そのたびに異なるパターンの経過をたどることも多いのです。

また、このグラフに示した重症期のパターンと違って、急進期や回復期と同じようなアップダウンを更に何度も何度も繰り返すというケースも珍しくありません。この点、双極性障害とも見分けがつかない症例になります。




項目うつ病の自覚症状:どんな経過をたどって変化していくか?

まずは、うつ病が悪化していく過程で自覚症状がどんな経過をたどるか?

まずは症状が悪化していく際の一般的なパターンを見てみましょう。

急進期に入る前あたりから、
・ ちょっとしたことでイライラしたり怒りっぽくなる
・ 焦りや不安感を感じやすくなる
といった不安定な気分になり始めますが、普段の自分と比べてちょっと変だぞとはっきり自覚しているケースは稀です。

その後、急進期に入ってくると、だんだん自分でもはっきりと自覚できるような症状が現れてきます。例えば..
・ 憂うつな気分から抜け出せない
・ 不安な事が気になって眠れない
・ 今まで興味を持っていたものが面白くなくなる。
・ 異性に興味がなくなり食べ物が美味しく感じられない
・ 気力が続かない。・日常的な日課や習慣もだるくてできない。

insomnia250重症期には
・ 夜になっても眠れず、朝起きれない。あるいは一日中眠い
・ いくら眠っても休んでも、疲労が回復しない
・ 自分が無意味で無駄な存在に感じられる
・ 死んでしまいたいと感じる

回復に向かう際のパターンとしては….

回復はこれらの自覚症状が、行ったり来たりを繰り返しながら、回復してきます。
・ 焦りや不安が無くなってくる
・ 憂うつ感が薄らいでくる
・ 気力や粘り強さが出てくる
・ 以前はおもしろいと思っていたことに興味が戻ってくる
・ うれしいことが見えてくる

最終的に寛解のレベルにまで回復してくれば、多少のアップダウンは自覚しながらも
・ 自分で次の行動が決断できるようになる。
・ 日常の日課や習慣に対しておっくうに感じることが無くなる
・ 人間関係や仕事や勉強に対して積極性が出てきて、自分から行動力できるようになる

こうした回復のサインを見逃さず、希望の火を温め続けましょう

項目うつ病の症状:時間経過どこまで回復?

うつ病の症状から回復するのにどれぐらいの時間がかかったかを調べたところ、ある調査では

maze in brain・ 3ヶ月で回復した人が全体の10%
・ 6ヶ月以内に回復した人が全体の50%
・ 1年以内に回復した人が65%
・ 2年以内が80%
・ 3年以内が85%
・ 4年以内が90%

という結果でした。

うつ病はよく「心の風邪」などと言われていましたが、回復までの時間で見る限り、風邪よりはるかに長い時間がかかる病気だという事をよく理解しておく必要があります。
しかし2年から4年以内には、8割から9割の患者が回復しているので、再発防止や予防治療、そして根本的な「心の体質改善」を根気よく続けることが何よりも大事です。




項目うつ病の症状:再発・再燃の経過

回復~寛解後の症状の経過として、再発する可能性にも十分な注意が必要です。
回復~寛解後、1年以内で4~5割は再発する、また一生のうち 8~9割の確率で再発するという統計もあります。
再発は更に再発を繰り返す傾向にあります。再発するごとにまた再発する率が高くなるのです。たとえばある調査では

・ 1度うつ病になった人が、2度目を再発する率は 50%
・ 2度うつ病になった人が、3度目を再発する率は 75%
・ 3度目以降のうつ病の人が、次に再発する率 90%

という結果でした。

注意と同時に、この病気とつきあう「覚悟」や、ともに暮して生きていく「知恵」が必要になるでしょう。

区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)

項目まとめ:うつ病の症状!?どんな経過をたどるのか?

うつ病の症状:気分のアップダウン~初期の急進期・後期の回復期は激しいアップダウン
うつ病の自覚症状:経過とともに変化する
うつ病の症状:回復の時間経過~半年で5割、8-9割の人は4-5年かかる。
うつ病の症状:回復後も再発・再燃しやすい~病気と共に生きる覚悟と知恵が必要

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