うつ病の症状?仕事にでる支障:6つのポイント

2014-11-11

会社やマスメディアでは「仕事のストレスが原因でうつ病の症状が結果がとして現れた」といった話がよく出てきます。

 《原因=仕事のストレス》→《結果=うつ病の症状》始業時刻

という単純な原因→結果論が数多く見られます。
その場合、うつ病の症状を解消するには仕事のストレスという原因を無くせばよいという結論になりがちです。そして、単純に
● ストレスのない職場に異動させる
● 会社を休む
● 残業しないで定時で帰る
● ストレスのかからないような軽い単純作業をする
といった対応策で乗り切ろうとしがちです。

しかし実際のところ、事態はそれほど単純ではありません。心が一旦折れてしまった状態になっていて、原因を取り除いただけで即座に回復するというほど単純な仕組みにはなっていないのです。
《原因=スキーで転倒》→《結果=骨折の症状(痛みなど)》
という原因→結果の後、スキーをしなくなっても一度折ってしまった骨はすぐにはつながらないのと同じことです。

骨折すると生活に色々な支障が出てきます。スキーをするのも非常に難しくなります。うつ病もその症状のせいで仕事をすることが非常に困難になってきます。

 《原因=うつ病の症状》→《結果=仕事上の支障》

とうパターンが日常化してしまうのです。

原因がどうであれうつ病の症状が現れたら仕事上どんな支障をきたすのでしょうか?

うつ病の症状が軽いうちは、仕事の場面で、こんなもどかしさを感じはじめます。
● イライラしたり、気分が落ち込んだりして、思うように作業がはかどらない。
● 上司や同僚や取引先との会話のペースに上手く乗れない。
● 作業中に色々な妄想や感情が頭の中をよぎって作業に集中できない。
この段階ではまだなんとか業務をこなせているかもしれません。また周りの目から見て、おかしいなとは全く感じさせないかもしれません。

うつ病の症状と付き合いながら何とか仕事をやりくりできるうちは良いけれど、病状が重くなって業務をやりとげるのに支障をきたすレベルに達したら本格的な休養と治療・療養に専念すべきタイミングだと判断すべきでしょう。

進む!赤《うつ病の症状で業務上の支障が?6つの物差しでチェックしよう!》

うつ病の症状が業務上の重大な支障をきたして、今までどおりにスムーズにこなしていくのが困難になるのは、それが次のようなレベルにまで達したときです。6つの点でチェックしてみましょう。

項目1) 決められたスケジュールや時間管理が耐えられない

朝9時会社や組織は皆で同じ目的のために同じ場所に集まって時間を合わせて働くものですが、うつ病の症状のせいで、決められた業務時間に自分の行動を合わせることがとてつもなく苦痛になってしまいます。
そもそも朝一番、出社の時刻に合わせて起きること自体がとてもつらく感じられます。その上に通勤が耐えられないほど苦痛になります。遅刻や欠勤が多くなります。
7-8時間、時間管理されながら業務を続けることも重圧として感じてします。早く退社時刻が来ないかと時計ばかりみてしまいがちになります。早退することも増えてきます。
決められた時間に決められた行動を実行することが苦痛で耐えられないようになった段階では、仕事に明らかな支障が生じてきます。

項目2) 歪んだものの見方・ネガティブな思考回路

見方の歪み物事の悪い面ばかりを見たり、先のことを悲観的に考えたり、破滅的な妄想を抱いたりするなど、歪んだものの見方とネガティブなものの考え方をしてしまいがちです。これらによって、会社のやることや業務の内容や職場の人間関係を暗く斜めに見てしまいます。また組織に対して自分が貢献しているにも関わらず、自分の貢献を過小評価してしまいがちです。度が進むと自分のせいで周りの人や会社の業績に迷惑をかけているという妄想すら抱くことがあります。仕事や人間関係に価値を感じなくなってくる段階です。

項目3) 職場でのコミュニケーションやチームワークが崩れる

時間管理の困難やネガティブなものの見方が周りの人達にも感づかれてしまうと、職場でのチームワークの足を引っ張ってしまいます。
また、人とのコミュニケーションが取るのが苦痛になり、それが相手にも伝わり、その結果、周りの人も本人に気軽に声をかけづらくなってきます。
自分が「暗い」と見られていると思うとますます気分が落ち込んで更に暗くなってしまい周りにもそれが伝わってしまいます。
自分の病状をチームに打ち明けてできるだけ人に頼るようにしてみるべきですが、それさえ苦痛になってくる段階です。

項目4) やる気の喪失・エネルギーの枯渇・慢性的な疲れ

やる気やる気が湧かないのに業務上の義務を果たさなければならないのは非常に苦しいものです。身体的にも疲れやすくなっているので、疲れたら休みまた疲れたら休むというパターンを繰り返すことで作業をつないで何とかやり抜きたいところです。しかし、小休止を繰り返しながら仕事に取り組んでも、エネルギーの回復が全然追い付かないレベルに達したときは業務を続けことが出来なくなってしまいます。

項目5) 決断力の欠如

決断決断力が鈍るので、いつも素早く決断をしなければならない職務では無理が生じてきます。小さな決断を繰り返す必要のない、一定のルーチンを習慣的に繰り返す作業ならこなせるかもしれません。
いくつかの選択肢があるとどれかを選んで先に進むということがなかなかできません。その度にじっくり分析したり考えているのかというとそうでもありません。選択肢を目の前にしてただオタオタうろたえているばかりです。
決断してしまった結果が失敗だったらどうしようという不安感が先だって、一歩踏み出すことをブロックしてしまいます。
決断することへの不安感が症状としてあまりにも強くなって行動がままならなくなってきたとき、それは明らかに仕事に支障が出るレベルです。

項目6) 好奇心・興味・関心と記憶力の衰え

好奇心何事に対しても関心や興味が持てなくなるという症状のために、会社や組織やチームのみんなで目指している目標やビジョンに価値を見い出せなくなっています。また同僚や取引先の話や情報に焦点を合わせることが難しくなりがちです。何も自分を引きつけるものが無い、何をやっても面白くない…というのが仕事に限らずうつ病の症状の最たるものです。ノートを出来るだけ細かく取って関心と記憶を保とうとしても、そんな努力自体がとてもおっくうになっています。結局、日常目の前に起こる様々な事態を見過ごしてしまうことが多くなってきたら、業務上も責任を果たせなくなってしまいます。

進む!赤まとめと結論:うつ病の症状が仕事に及ぼす支障:6つの物差し

1) 時間管理
2) 歪んだ見かた
3) コミュニケーション
4) やる気
5) 決断力
6) 好奇心
うつ病の症状が、1)-6)の点で仕事に支障を引き起こすレベルに達してはいませんか?
もしそうなら、もはや「業務上の負担を軽くすればうつ病の症状が軽くなる」といった段階ではありません。何とかやりすごそうとしても、かえって泥沼に踏み込んでしまいます。
早めにじっくり休む決心をして、治療や療養に専念すべきタイミングなのです。

一人でできるうつ度無料診断はこちら

簡単!うつ度無料診断テスト(ショートメールアドバイス付き)
Copyright(c) 2014 Life Flyer All Rights Reserved.