うつ病からの職場復帰?それとも退職?転職か?

2015-02-11

前回の記事と今回の記事2回に渡って、うつ病による長期休暇/休業から仕事に復帰する際に、どうしても外せない次の7つのポイントを紹介しています。
復職

1)自信と確信
2) 気分の振れと不安
3) うつ病「寛解」レベルでの職場復帰
4) 職場復帰への条件
5)助け/頼りになってくれる人
6)自ら退職しない~最後まで粘る
7)転職は元気になってから

今回の記事では、うつ病休業から職場復帰する際の最後の3ポイント

5)助け/頼りになってくれる人
6)自ら退職しない~最後まで粘る
7)転職は元気になってから

について掘り下げてみます。

項目助け/頼りになってくれる人

手を差し伸べる晴れて仕事への復帰を果たしたら、そこで一番必要なのは、うつ病を患う前と同じようにバリバリ頑張って働くことではありません。会社の中でうつ病を理解してくれ復帰の助け/頼りになってくれる人を見つけることです。
それは、本音や弱音を語れる友人かもしれません。同僚や後輩であるかもしれません。ただ話を聞いてくれるだけで、精神的には大きな助けになります。

うつ病のつらさを親身にきいてくれたり復帰への期待と不安を理解してくれる人であれば誰でもいいのです。
会社に敬愛できる人がいれば、もっと良いでしょう。それが直属の上司であればとてもラッキーで助かるはずです。仕事上の先輩でも良いでしょう。仕事の内容や業務の流れや職場の人間関係がよく理解できる人がベストです。

会社の中に話を聞いて理解してくれる人がいなくても、会社の外の友人や家族あるいは親友を頼りにしてみましょう。
うつ病が寛解した状態といっても仕事への復帰直後は、小さな出来事や軽い業務やちょっとした人間関係のすれ違いなどが、気分の振れの引き金になりがちです。できるだけ頻繁に、話を聞いてくれる人に話をして、カタルシス(自己浄化)を得ましょう。

項目自ら退職しない!最後まで粘る!

職場復帰の前後は、今までの職場での人間関係が面倒になったり、会社での仕事への自信をなくして、次に行くあてもないのに退職してしまう人がいます。その前に今一歩踏み留まりましょう。
確かに、

「面倒になったり自信をなくしたりして、今の仕事に復帰してもうまくいかないのではないか?」
「今の会社で働き続けてもうつ病がまた再発して、結局また休業しなければならなくなるのではないか?」

と、不安が起こりがちです。

「その結果、結局は仕事に復帰できなければ、失業してしまう。収入の道が断たれ生きてけなくなるのではないか?」

と思い詰めてしまうかもしれません。これは典型的なネガティブ思考で、「破滅志向」に歪んでいます。
うつ状態の時に典型的なネガティブな思考の歪み(認知の歪み=自動思考)があらわれているのかもしれません。
こういった状態のときに重要なのは、自分の判断力が鈍っている可能性をよく認識して、人生の重要な決断をしないことです。

まずは今の会社に留まること。そして「最後まで粘る」をモットーにしましょう。
いずれにせよ日本では会社の側からは従業員を簡単にクビにできない仕組みになっています。期限が来るまでは、自分の方から退職を切り出すのは損です。

確かに多くの会社では期限を規定しています。うつ病から症状がほぼ消えて「寛解」しても、「自宅療養」を続けたままで、会社に戻るきっかけをつかめないまま長引いてしまうと、会社の就業規則に規定してある「病気休業」の期限を過ぎてしまうことになります。「病気休業」の期限を超えると、会社での地位を誰も守ってくれない状態になってしまいます。会社に戻れなくなる期限が来てしまうのです。

でも期限があるからといって、その前に自分から退職することを検討する必要はありません。それまでは自分の地位を守るよう最後まで粘ることが重要です。

項目転職は元気になってから考えよう!

転職病気休業の期限が来るまでは、自分の方から会社を退職することを検討する必要はありませんが、今の会社を退職するというより、新天地を求めるといった気持ちで転職を考えることも多いと思います。

しかし、うつ病で長期休暇/休業を終えた直後の転職は、リスクが大きいと言わざるを得ません。
新しい職場でどんなストレスが待ち受けているか、予測が全く不可能です。今までの職場より仕事の負担が小さく人間関係も良好なはずだと考えるのは甘いでしょう。

精神的な病気でなくても、新しい仕事はそれに慣れるだけで精神的な負担が大きいのが普通です。うつ病が再発・再燃する可能性はかなり高いといえます。

うつ病休暇/休業からの職場復帰の代わりに転職してしまうという決断をする場合には、次のような条件をクリアしている場合にしましょう。

  1. ▶ 転職先の仕事の条件に高望みをしないようにしましょう。給料や肩書きに惹かれて「今の会社の人を見返してやろう」と言う発想から転職先を決めると、今の自分の状態の、身の丈に合わない仕事に苦しめられる可能性が高いでしょう。
  2. ▶ プライドに引きずられて考えないことも大切です。転職後、今の会社の人に笑われるのではないか、と考えて無理をすると後悔することになります。
  3. ▶ 寛解後回復し安定し職場復帰してから半年以上たって、症状がすっかり安定してから、検討するようにしましょう。

区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)区切り(灰丸)

項目まとめ:うつ病からの職場復帰・はずせない7つのポイント

うつ病による長期休暇/休業から仕事に復帰する際に、どうしても外せない7つのポイントのうち今回の記事では最後の3つのポイントをチェックしました。前の記事の4つのポイントも含めてここでまとめてチェックしておきましょう。

1) 自信と確信が一番必要
2) 気分の振れと不安はあってもOK
3) 完全回復まで行かなくても「寛解」レベルでOK
4) 職場復帰にはクリアしなればならない条件が…
5) 助け/頼りになる人を特定しておこう
6) 自ら退職しない~最後まで粘ること
7) 転職は元気になってから考えよう

一人でできるうつ度無料診断はこちら

簡単!うつ度無料診断テスト(ショートメールアドバイス付き)

うつ脱!最新情報

Copyright(c) 2014 Life Flyer All Rights Reserved.