うつ病から職場復帰?いつどこへ?どうやって?

2015-02-10

うつ病で長く休んでいると、仕事に復帰することについて、色々な疑問が頭をよぎるものです。

• いつ仕事に復帰できるのか?
• ギリギリ何日休んでいられるのか?
• 会社に戻るとなったら、いったいどこに戻るのだろう?
• 同じ職場に戻ったら再発する不安があるけれど…
• うつ病で休む前の役職や資格は、会社に戻ったらどうなるのだろう?
• 職場での人間関係をとても億劫に感じてしまうけど….
• 長らく仕事を放って休んだ後だけに、上司や同僚たちから冷たく扱われるのでは…?
• 上司や先輩は今まで通りに面倒みてくれるだろうか?
• 最初はリハビリ的に仕事の負担を少なくしてくれるだろうか?

あるいは…

• もともとハラスメントを受けていたのに、その「加害者」がまだいる職場に戻ることはありえない。
• 色々な無言の圧力をかけられて、そのプレッシャーにいたたまれなくなって、会社にいられなくなるのでは?
• うつ病を引きずったまま仕事に復帰できなければ失業してしまう。収入の道が断たれて生きていけなくなる。
• いっそ転職してしまうべきか?といってもストレスの無い仕事なんて世の中に無いだろう。
• そもそも転職するエネルギーなんて全くない。

項目うつ病による休業から仕事に復帰する際の7つのキーポイント

仕事へ今回の記事と次回の記事の2回に渡って、うつ病による長期休暇/休業から仕事に復帰する際に、どうしても外せない次の7つのポイントをチェックします。

1) 自信と確信
2) 気分の振れと不安
3) 寛解レベルでの職場復帰
4) 職場復帰への条件
5) 助け/頼りになる人
6) 自ら退職しない~最後まで粘る
7) 転職は元気になってから

今回の記事では、うつ病による休業から仕事に復帰する際のキーポイントとして最初の4つ….

1) 自信と確認について
2) 気分の振れと不安
3) 寛解レベルでの職場復帰
4) 職場復帰への条件

について掘り下げてみます。




項目自信と確信~職場復帰に一番必要なもの

うつ病で長く休んで仕事に復帰することを考える際に1番必要なものは、自信と確信です。

「会社でごく普通に起こりうる色々な出来事に耐えられそうだ」
「一般的なな問題やトラブルだったら乗り越えられそうだ」

という自信と、

「すっかり良くなってうつ病の症状が消えてしまった。治ったという実感がある」
「今はもうエネルギーが充実していて、もう二度とあんな心理状態に陥る事はなさそうだ」

という確信です。

自信も確信もないのに

「会社の規則で病気による休業は何日までと期限が決まっているから」

という理由だけで、仕事に復帰することを決めてしまうと、失敗する可能性が高くなります。

また、医師の前で、「もうすっかり良くなりました。気分が落ち込むこともほとんどありません。」と目一杯元気なふりをして、医師に「うつ病は寛解、職場復帰可能」と診断してもらっても、本当の自分の状態がまだ健康な状態でなければ、仕事に復帰後しばらくしてうつ病の症状が再発する可能性が非常に高くなります。

自信と確信がなければ仕事への復帰は危ういものになります。

項目気分の振れと不安

職場のストレス多少の気分の振れはあっても大丈夫でしょう。健康な人でも気分の振れはあります。健康な人の気分振れは数分から1-2時間のうちには元に戻るものです。また「気分が最低」のときでも自信と確信は残っているものです。
この自信と確信に満ちた状態が安定していて、それが少なくとも3~4週間続いたら、復職へ踏み出すタイミングです。

自信と確信があっても、同時にまだ不安もある、という状態かもしれません。まだ完全に「回復」とは言えないかもしれません。不安があるうちはその不安が的中する可能性も高いのです。

項目「寛解」レベルでの職場復帰

もっとも現実には、完璧な「回復」まで待ってもいられないでしょう。「完璧な回復」をあまりにも長く待ってずっと休んでいると、逆に社会的な適応力が衰えていく可能性もあります。
うつ病による休業から仕事に復帰するにあたっては、「完璧な回復」まで至らなくても、「寛解」レベルでも良いでしょう。
毎日のうつ病の症状がほとんどなくなった状態を「寛解」といいます。寛解が6ヶ月以上続けば「回復」と言っています。寛解状態が続いていて安定しているならば6ヶ月待たなくても職場への復帰は可能です。




項目職場復帰への条件

「寛解」状態でも職場復帰が可能とは言っても、仕事への復帰にはいくつかの条件をクリアする必要があります。

3to1コミュニケーション

  1. ▶ 主治医の診断書:長期の休暇もしくは休職を願い出た時と同じように、会社に復職を願い出る際にも「職場復帰が可能な状態まで寛解したものと診断します。」といった医師の診断書がまずは必要になります。
  2. ▶ 復職判定委員会での判定:主治医の診断書を添えて会社に復職を願い出て、会社で産業医、直属の上司、人事部門を中心メンバーにした「復職判定委員会」を編成してもらい、復職が可能かどうか会社の立場で判断してもらわなければなりません。
  3. ▶ できるだけ、元いた職場に戻してもらう:業務について経験や慣れがあるから、仕事を再開しやすい、新たな仕事よりも一般的にはストレスが小さいというメリットがあります。
  4. ▶ ただし、うつ病になった原因が、元の職場での人間関係にある場合は、元いた職場を避けて再配置してもらう必要があります。特に元いた職場でパワハラやセクハラを受けていた場合は、元の職場には絶対さけるべきです。いくら元気が回復したといってもパワハラやセクハラや人間関係のトラブルはトラウマ(心の傷)になって残っている可能性が高いのです。
  5. ▶ また、どうしても長時間労働せざるをえないような職場や、顧客のクレームにさらされる職場など、もともとうつ病の要因となったストレス源が仕事の量や内容にあった場合には、それがいまだに残っている職場へ戻るべきではないでしょう。
  6. ▶ 復職後の最初の1ヶ月ほどは、仕事の量と内容を軽くしてもらう必要があります。ストレスが小さくて徐々に仕事のペースに慣れていくような配慮をしてもらうように検討してもらいましょう。

これらのうち特に3.~6.の最後の4点については、復職を願い出た際に会社側と十分に確認しておくことが重要です。
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項目まとめ

うつ病による長期休暇/休業から仕事に復帰する際にどうしても外せない7つのポイントのうち今回の記事では最初の4つのポイントをチェックしました。

1)一番必要なのは自信と確信
2) 気分の振れと不安はあってもOK
3) 完全回復まで行かなくても「寛解」レベルでOK
4) 職場復帰にはクリアしなればならない他にも条件が…

残りの3つのポイントは次の記事で….

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