「うつ」になりやすい9つの職業

2014-10-02

doctornurseあなたはどんな仕事をしていて、仕事でどんなストレスを抱えているでしょうか?
特定の職業で、重いストレスを長期間蓄積させてうつ状態を起こしやすい傾向が見られます。
今回の記事では、どんな仕事でうつ病になる傾向が比較的高いのか、アメリカで調査した結果を紹介しましょう。
日本と社会文化は異なりますが、産業構造や職業構造はかなり似ています。また最近の日本の報道や調査でも似たような傾向が見て取れるので参考になるでしょう。

1) 介護・看護等の福祉の現場で働く仕事

老人ホームなどの介護士・看護師・ヘルパーなど。
食事や入浴・体の清掃(下の世話)などで病気や老齢の個人を助ける仕事です。
しかしいくら助けてあげても、感謝のことばを返せない、返してくれないといった相手も多いのです。
社会的な評価も高くはなく、低レベルの賃金も相まって、気持ちの面で満たされないことが多いので、ストレスが蓄積していくケースが多く見受けられます。
ケアマネジャーや乳幼児を扱う保育士にも同様の傾向がみられます。

2) 外食産業での接客・給仕の仕事

飲食店は休む暇なく客が訪れ長時間労働で肉体的にもきつい仕事です。
いわゆる「ブラック企業」が幅をきかしやすい業界です。
客からの注文だけでなく、客のクレームも受け止めなければなりません。
店主(マネジャー)やキッチンスタッフと客との間で板ばさみになることも多く、ストレスが溜まりやすい職場です。

3) ソーシャルワーカー

生活に困ったり社会に適応できなかったり疎外されている社会の弱者を助ける社会福祉の仕事です。
福祉の現場、例えば擁護施設の子供など、一人ひとりに対して温かくていねいな扱いが求められますが、さまざまな予期せぬ事件が起きる上に、お役所の形式的な手続きもこなさなければならないといったストレスフルな日常にさらされます。
いつも助けを必要としている人たちを相手にしているので気が抜けません。事件は深夜から未明に起こることもあり、24時間気持ちが休まる暇がありません。
仕事を全うするためには自分を犠牲にして長時間働き詰めで対処するという働き方が当たり前の職場で、責任感の強い人は、いとも簡単に全身全霊を犠牲にしてしまいがちです。

4) 医療従事者

医者・看護師・臨床心理士など医療関係の施設や機関で、人の健康や命を守る職業です。
特に救急病院や入院患者をたくさん抱える病院などでは24時間体制でうごいているので、働く時間も長く不規則になりがちです。
患者の命が自分たちの手にかかっているという重い責任のために、想像を絶するレベルのストレスにさらされ続けます。
どんなに手を尽くしても最悪の事態に至るケースや、慢性病で回復が望めないケース、心理的にも追い込まれていく患者をケアし続けなければならないケースなどを日常的に経験していると、これらの悲劇的な雰囲気に感染して、医療従事者自身が悲観的な気分に陥ってしまうことも多いのです。
そんな中で、自分をケアする時間やエネルギーを取っておくことが難しくなると、健全な心を取り戻せなくなってしまいます。

5) 芸術家、作家、芸能関係の仕事

これらの仕事は、収入が安定せず、働く時間が不規則で、生活のパターンが一定に保ちにくい職業です。
この不安定な生活のパターンが心の健康を損なう原因となっているケースも多いようです。
この職業では、個人の才能と努力だけが頼りの、過酷な競争社会を生き抜かなければなりません。
創造性を要求される仕事には気分障害が多く、男性の場合は深刻なうつ病にかかる率が高いというデータがあります。
芸能関係や芸術家に多いのは双極性障害(躁うつ病)ですが、自分の気分障害を病気として診断されることもなく治療もせず暮らしている人も多いのです。

6) 学校の先生

生徒たちの前に立ちながら自分をさらし続ける仕事です。
しかし最近は、違った方向からのプレッシャーが、ストレスを溜め込む大きな要因になっています。
生徒からだけでなく、親たちからの全く方向性がバラバラな要求が大きくなっています。
また、きちんと方針を守らせようとする学校側や教育委員会側の要求も、先生に向けられてきます。
これらが以前にもまして重圧として大きくのしかかってきています。
子供たちの成長を助けることが本来の目的であったはずなのに、それを忘れさせてしまうのです。

7) 一般事務やサポート業務

この仕事では予期しない仕事が舞い込んでくるのをさばくことに追われます。
上から横からあるいは外からと、あらゆるところから指示を受け、相手の要求に応じる毎日で、自分の裁量を発揮できることはほとんどありません。
大きな組織の一番下にいて他ではやってくれない「下働き」の仕事だけが細切れに回されてきます。
人が楽になるための仕事をがんばってもなかなか評価されないという側面もあります。

8) 補修・修理作業員や工事現場作業員

トラブルがあったときにだけ都合よく使われる仕事です。
トラブルはいつ起こるか分かりません。また客の都合や季節や天候によって予定がコロコロ変わるのでいつも不安定です。
現場には危険といつも隣り合わせで緊張を伴います。
他人の起こした問題をきれいに片付けて元通りにする難しい仕事の割には、できて当り前の評価しか得られず、貰える賃金も低いものです。

9) 投資アドバイザー

他人のお金をあずかって運用することによって手数料や報酬を得る仕事です。
他人の財産を扱うという責任は負いながら、自分の手で動かせないマーケットの動きに翻弄されます。
自分の運用が上手く行くかどうか、いつも不安と恐怖にさらされます。
客は結果に反応し、良ければ当たり前、悪ければ怒りをぶつけてきます。客の反応にも翻弄される中で、ストレスが溜まりやすい仕事です。

まとめ:「うつ」になりやすい9つの職業

1) 介護・看護等の福祉の現場で働く仕事
2) 外食産業での接客・給仕の仕事
3) ソーシャルワーカー
4) 医療従事者
5) 芸術家、作家、芸能関係の仕事
6) 学校の先生
7) 一般事務やサポート業務
8) 補修。修理作業員や工事現場作業員
9) 投資アドバイザー

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